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暑いですね! つい口癖で出てしまうフレーズですよね。
我が家は、明日から3泊4日で長野に避暑に行ってきます。清里高原のそばらしいですが、主人が勝手に決めたので、よく知りません、実際どこへ行くんだろう?確か長野だと聞いたけど? パターンをひくとき、構造線といって全体のシルエットを作る線と、切り替えの位置や、襟ぐりの形、ノースリーブの袖ぐりなど、個性を出すデザイン線があります。 構造線は、形をきれいに出すためにある程度常識的な線ってありますが、デザイン線は、まさにデザインなのでその人の個性が出ます。 例えば、ノースリーブのアームホールでは、肩幅の広いとき、アメリカンスリーブのように八の字のようなカーブになるとき、線の流れがぜんぜん違いますよね。 この線を決めるのに、わたしはパターン上にスケッチのように線を描き込んでいきます。 わたしはまず、2B,4Bなど濃いエンピツでスケッチのようにサラサラと細い線で描きます。 何度も検討しながら描いたら、最後にフリーハンドで濃くいっきに描きます。 フリーハンドではどうしても線にゆがみが出るので、定規を使ってなめらかな線に描き直していきます。 このとき、余計な線が消しやすいようにやわらかい2Bや4Bのエンピツを使います。最後の線はシャープペンシルの0.5、2Bで描きます。 以前にパターンのお仕事で紹介したように、この後シ-チングとピンを使ってボディーで仮縫いし、シルエットの確認をします。 みなさんが工業用ボディーをお持ちとは思えないので、ご自分の体を使って線の確認をすることをおすすめします。 パターンを荒裁ちして体にのせ、姿見に映して客観的に線を見ます。これだけでもデザイン線の確認ができ、後で失敗したと悔やむことがなくなるかと思います。シルエットに関しては、パターンを研究しながら使い込むことかな? パターンをアレンジして繰り返し使うことで、自分のものになっていくと思います。 一から勉強しようとすると、パターンってけっこう大変ですよ、アレンジでがんばってください。 ■
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by see_ya2008
| 2008-07-31 13:09
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ギャザーの入った服はお好きですか?
わたしはどちらかというとスレンダーな服が好きなので、あまり『ギャザー』というテクニックは使わない方です。が、最近ビギナー向けとして、ギャザーを利用して分量を確保し、明きがなくても着脱できる服を作っています。 ところが、このギャザーって、けっこう手間がかかり、仕上がりがいまいちきれいじゃなかったり(悩)・・ 自分でもあまり得意じゃないんですが(えらそうな事は言えないということ)、ギャザーの入れ方のコツを紹介します。 まず、しつけ糸で細かく運針をし、ギャザーを寄せます。 ![]() アイロンでギャザーを押さえ、形を作ります。ギャザーの方向がそろうようにします。 ![]() 均等に寄るように、握りはさみや目打ちの先でギャザーを調整します。 ![]() 縫い合わせるパーツを乗せ、仮縫いまたは針で留めます。縫い目が長いときは、こまめに合印をつけておくとより均等に入ります。 ![]() ミシンをかけるときも、ギャザーの入り方、方向が一定しているかその都度確認します。 ![]() ギャザーの入り方、方向を調整したら、表側も縫い代側も、ミシンに押されて形がくずれないよに指で押さえながらかけます。 ![]() 仕上げアイロンをかけるときももう一度方向を整えます。 ![]() 押さえステッチをかけてできあがりです。 ![]() ギャザーの分量も、よく使う生地だったら何倍のギャザー分量がきれいに入るか知っておくと便利です。 1.3倍、1.8倍、2倍・・・とボリュームの差を覚えておくと、パターンをアレンジして使うとき役立ちます。 合印もこの倍率によって使えば縫いやすくなります。 秋に向けて、使う生地に厚みがでてきたら、タックやプリーツにしようかな~(弱気なわたし) みなさんはがんばって、ギャザーを極めてください! ■
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by see_ya2008
| 2008-07-22 11:49
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暑いですね。 東京も、もう梅雨は明けたのかしら?
今わたしの住んでいるところは、生まれ育った区内と違って緑と水に恵まれた環境にあります。 同じ東京とは思えない自然が、新宿から20分ほど、駅の繁華街からたった15分歩いた所に広がっています。 小川にはカモが泳ぎ、カワセミさえ運がよければ見られるのです。(わたしも一度見ました!) でも、でも、やっぱり暑いものは暑い!(怒)・・・・・と怒ってみても暑いので、涼しい服を作ってみました。 麻×綿のWガーゼをメインに使って、サラッと着られたら涼しいかな? ヒヨク明きや二重のヨーク作りなど、すこ~しだけレベルアップした仕様のパターンも作ってみました。 No 08-B-8 ヒップも裾巾もたっぷりとしたワイドバギーパンツです。 ![]() 後ヨークをジョッパーズパンツのようなカーブにし、ギャザーを入れました。 ![]() 前はインタック、ヒヨク明きですっきりさせました。 ![]() No 08-D-3 襟ぐりを配色で切り替え、ギャザーを入れました。 シンプルなチュニックドレスです。 ![]() ![]() 細長いシルエットで、アジアンな感じを出したかったんだけど・・・・。 No 08-D-5 キャミソールドレスです。ヨークを配色にし、二重仕立てにしてあります。 ![]() 後ろは釦明きです。 ![]() 前の襟ぐりにひもを通してギャザーを寄せます。 ![]() No 08-D-4 カシュクール風のオーバードレスです。一枚でワンピースにも着られます。 サンプルにはトーションレースとハンドステッチを入れてみました。 ![]() ![]() パターンは平面で縫いやすいのですが、着ると腕に押されて脇にマチができ、服が立体的になります。肩線のカーブが腕に沿って、袖のようになります。(袖付けはありません) ![]() モデルはおともだちもKeikoちゃんです、かわいいでしょ。 彼女が着ると何でもメルヘンチックになるのでうれしいです! さあ!魔(?)の夏休みが始まり、メルヘンどころじゃなくなりますね。世間のママのみなさま、ストレスは作品作りで癒してくださいませ。 最後に、暑中お見舞い 申し上げます。 ■
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by see_ya2008
| 2008-07-18 11:47
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以前に、こどものパターンは、おとなのパターンと基本的には同じように設計できるという話をしましたね。体型の違いから、場所によって多少の分量のバランスが違ってもほぼ同じように設計できます。
それで、わたしはまずおとなのパターンを作って、それを縮小するようにこどものサイズを当てはめてパターンをひきます。 スカートやパンツなど、簡単なものはそんなに難しく考えなくても、なんとなく同じようなものが作れます。でも、これが三つ釦のテーラージャケットなどになると、ほんとの面白いくらい縮小版みたいなものが作れて、楽しいんですよ(マニアックな笑)。 すっかりおなじみ(?)になったotonaのボトムのkodomo版を作ってみました。モデルは130cmの娘です。パターンは、110cm、120cm、130cmがあります。 No 08-bb-1 ![]() ![]() ギャルソンエプロン風のバギーパンツです。シャツストライプの薄手の生地で作りました。 南国のホテルで着たらステキなのにね・・・・。 No 08-bb-2 ![]() ![]() ティアードスカート風のガウチョパンツをプロヴァンス調プリントで作りました。 おフランスの少女に見えるかな?(むりだ!) No 08-bb-3 ![]() ![]() 何気ないクロップドパンツです。 組み合わせるトップスによって、おしゃれに着こなせると思います。 わたしだけの時間が無限にあったら、もっとこどものパターンを研究してみたいのに・・・・ 魔の夏休みがもう、そこまでやって来ています。頼むから、自分のことは自分でしようよ。余力があったら、お手伝いしようよ、と声を大にして言いたい母です!(実際、言ってるけど) 娘がもう少し大きくなったら、夏休みにでも裁縫をおしえましょうかね。 ■
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by see_ya2008
| 2008-07-12 20:54
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