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お問い合わせ

手作りが好き!という方に、形のいいパターンとパターンに関する情報を提供したい、と始めたパターンギャラリーSee yaです。

パターンに関する解説は、気が付いたことを随時載せていこうと思っています。
また、お買い上げいただいたパターンについてのご質問やお問い合わせはメールフォームからお答えするようにしています。

販売方法は、現在のところオークションかこちらのメールフォームのどちらかになっています。
オークションに出ているものを落札していただくか、気になるパターンがありましたら、いつでもメールフォームからお問い合わせ下さいませ。

シンプルだけど、どこか小粋なデザインを紹介していけるようにがんばっていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

                                           See ya yumi
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by see_ya2008 | 2008-05-28 15:03

サイズについて  パンツのグレーディング

先日サイズの話をしましたね。JIS規格を例に表示の話をしましたが、でも最近のサイズ表示って、1,2,3とか、36,38,40とか、ヨーロッパのサイズを使ったりしてますよね。「いったい私って、どのサイズよ?」と迷ってしまうよね。

大体の企業はJISを目安にし、身長設定を160~165ぐらいにするとか、独自のブランドイメージや、試着のモデルの身長などの都合でアレンジしてると思います。

See yaの場合はMサイズを、身長160cm、バスト84cm、ウエスト65cm、ヒップ90cmで設計してます。

トップは、フィット性のないものなら着丈、袖丈の調節で済むと思いますが、一番困るのはパンツだと思います。それで、かんたんにSまたはLにサイズ修正する、グレーディングの方法をお伝えしますね。

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9ARから11ATにサイズアップしてみます。グレーディングし易いピッチとして、ウエスト、ヒップを3cmずつ、股下を4cm、股上を1cmとします。
パターンにクリースライン(中心線、折り目の線)、ヒップライン、わたり(股上と股下の境目)、ニーライン(膝)が入っているのが望ましいです。それは、その位置で巾だし(または削る)するのが合理的だし、最後に元のパターンと重ねてシルエットの確認をするのにあった方がいい目安だからです。
パンツは4枚のパーツからできています。大きくする3cmを4等分し、0.75cmを各パーツで平行に巾出しします。
股下丈はニーラインで、股上丈はヒップラインでそれぞれ出します。




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巾はクリースラインで0.75cm平行に切り開いたようにします。その中心がまた中心線になります。
股下丈は、ニーラインで切り開いたようにします。ひざから下がストレートの場合は裾で出してもいいんですが、広がった、またはすぼまった裾の場合はMサイズと同じ裾巾のバランスにする為にニーラインで調節した方がいいです。
股下丈をたくさんカットしたい場合は、ひざの位置だけで調節すると脇、股下の線がつながらなくなります。そういう場合は、ももの辺り、ひざ、裾、と何箇所かに分けて調節してみてください。
股上は、ヒップラインで平行に切り開くようにします。







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最後に体の厚みを調節する為に、前後の股ぐりを合わせ、0.5センチぐらい隙間を作り(写真の赤い部分)それを前後の股ぐりに足して調節します。

あとはMサイズのパターンと重ねて、元の線を使ってつながりよく線をひき直します。
7APにする場合は同様にたたむ(巾を削る)ようにすればいいです。
実際に切って開くのではなく、トレースしながら開けるようになるとベストです。

試してみてください。
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by see_ya2008 | 2008-05-27 12:13 | about pattern | Comments(0)

サイズについて

今度、サイズ修正のやり方について解説しようかと考えています。
「補正」となると、個人の体系に合わせての修正になり、複雑になるので、Mサイズを中心に前後1サイズの修正を考えています。
でも、その前にサイズのことを解説しておいた方がいいと思うので、JIS規格を例にお話しますね。

「9AR」という表示を服についているタグで見かけると思いますが、これはご存知のようにサイズ、体型、身長を表しています。
9はサイズ、バスト82cm。 Aは体型が標準(A体)であること。 Rは身長が標準(レギュラー)の156cmであることです。

「7AR」は体型も身長も「9AR」と同じでサイズが小さいということになります。
「11AR」は同じくサイズだけが大きくなります。

同じサイズ、体型でも身長が8cm前後すると、身長の表示がRからPまたはTになります。

「わたしはLサイズなの。」と言っても、11APなのか、11ATなのかで修正のし方は変わってきます。

以前、パンツは体型によって左右されやすい話をしましたよね。スカートは比較的かんたんに修正できると思うので、次回パンツのザイズ修正を解説したいと思います。
雑誌や本に付いているMサイズノパターンを自分のサイズに直せれば活用範囲が広がると思います。 
ただ、この場合基本的な補助線が書き込まれてあるパターンが望ましいので、すべてに通用するとは言えないので、あしからず。
では、次回までご自分のサイズをチェックしておいて下さい。
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by see_ya2008 | 2008-05-24 20:36 | about pattern | Comments(3)

タイプの違ったパンツ 

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ワイドパンツを作って着よう! と生地を探してた時、ふと『麻のWガーゼを反買いnonoちゃん』を思い出し、生地を分けてもらうことにしました。
以前彼女がジャンスカを作って紹介してた、淡いオリーブグリーンのです。
いずれオークションに出す予定だったので、万人向け(?)のサイズで設計しました。それではわたしには少しヒップが大き過ぎるので、製品洗い(作った後で水通しする)にしました。
これが予想通りの結果となり、ジャスト!!!マイサイズの仕上がりになりました。(ウフフ)
「あとは写真か~。」これがいつも問題なんだ。


自分で着てしまっては誰が撮るんだ? と困ってしまって『フォトグラファーnono
ちゃん』に相談しました。
相談というか、「今日 ひま?」とメールしただけだった。

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イベントの作品作りで忙しいのに、『やさしいnonoちゃん』は二つ返事でOKしてくれました。
ほんと、やさしいね!
「yumiちゃん、そのTシャツ脱いで、こっち着てみよう!」と衣装合わせまでしてくれて(まるで『スタイリストnonoちゃん』)、「じゃ、外へ出よう!」 !!! 「えっ! ロケですか?」
で、撮ってもらったのがこの写真です。
自分で撮ったのとは、同じものとは思えない!!仕上がりに、さぞパンツも喜んだことでしょう。

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で、「ついでにモデルを頼んでもいいかな?」と、あつかましくもお願いして撮ってもらったのがこの写真です。
以前何枚かデザイン画を見てもらって、「これ、かわいいよ。」と、お墨付きをもらったガウチョパンツです。でも、自分で着てみてがっかりしてしまって・・・・。一応nonoさんに見てもらおうと持参したのです。
モデルが違うと服も変わるものだ! つまり、わたしには似合わなかっただけなのね。


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これもオークションにチャレンジしてます。
どうもガーリーなのは苦手だと思っていたのは、実は似合わないからだ!というのを実感した一日でした。

nonoさんを撮影したのは、お友達のeriさんです。上手だね。    yumi
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by see_ya2008 | 2008-05-19 11:00 | up.date | Comments(14)

ブラウスのアームホール

先日ノースリーブのアームホールの話をしましたね。 ノースリーブの場合、アームホールが浮かないように、適当なダーツ分量を処理した方がきれいに治まるということでしたね。
今回は袖が付く場合の解説をしますね。

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ちょっと60年代風の細めのショールカラーのブラウスです。サイズも小さめでタイトです。
当然アームホールも小さめですが、ノースリーブのとき程袖ぐりに沿ってはいません。


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前後ともに少し浮いたところがありますね。前の場合はここにダーツ分が少し逃げています。
後ろは肩で処理される分のダーツ分が逃げています。それでも、袖を付けたとき、アームホールの線(カーブの形)が美しければ問題ありません。今回のブラウスは縦にダーツをとってダーツ分の処理ができます。でも、メンズシャツのようにダーツをとらないものはダーツ分の多くをアームホールに逃がさなければなりません。そういう場合はきれいに「だき」というマチになって消化されればいいのです。

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袖を付けたときアームホールのゆとりのあたりから「だき」が出て脇にマチが入ったようになりましたね。
これで服が立体的になります。 また、ダーツ分を適当に処理しておかないと前がつり上がったり、裾の線が極端なカーブになったりします。これは前後の丈のバランスも悪いのですが、裾でつじつまを合わせているからです。
ダーツがなく、ルーズな服ほど全体のバランスを考え、形を作るのに難しいことがわかりますよね。
でも、こういうフィットした服をきれいに作れたときは満足するものです。    yumi
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by see_ya2008 | 2008-05-11 21:00 | about pattern | Comments(0)

ノースリーブのアームホール

ずーっと、ノースリーブのワンピースを作りたいと、デザインや生地を探していました。
ノースリーブのアームホールはあなどれないので、解説したいと思っていたので。
結局シンプルなこのワンピに落ち着きました。生地は薄手のコットン、好きなレンガ色です。

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時々、前のアームホールの形が波打っているものがありますよね。これはアームホールが体に沿うのに必要なダーツ分が処理されていない為です。このワンピの場合は、ダーツ分をギャザーとして前の襟ぐりに逃がしてあります。それで、実際には服にダーツが縫われてなくてもダーツを取ったのと同じ効果になっています。ギャザー分を前中心で足したのではありません。

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腕を下ろすと、脇線が押され、前後のアームホールから「だき」といわれるドレープがマチのように入ります。これで服が立体的になるので、着た時細く見えるのです。
周囲の長さが同じ袋の場合、平べったくてマチの狭い袋よりマチを適度な厚みに取った立体的な袋の方が細く見えるのと同じです。

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後ろも同様です。時々裃(かみしも)を着たようなイカッタ肩の服がありますよね。これは、肩の傾斜が適切でなかったり、アームの形が悪かったりするからです。

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アームホールの形は、こんな風に涙のしずくのような形をしています。
後ろにヨーク切り替えなどがあったら、点線のようになり、もっとフィットできます。
袖が付かないからノースリーブは楽だと思われがちですが、線をひくのに実はとっても気を使うんですよ。肩幅に影響してとてもひきにくかったりもします。
ノースリーブを縫うときは、袖ぐりから下着や背中のお肉がのぞいていないか注意して作ってくださいね。    yumi
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by see_ya2008 | 2008-05-09 13:29 | about pattern | Comments(0)

Australia Ⅴ Folk art

以前にも紹介したフォークアートを、またまた紹介したいと思います。
前は、オーストラリアの花やカエルを描いたものを見ていただきましたが、今回はオーストラリアの原住民、アボリジニの絵を紹介しますね。


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これは、空港のお土産屋さんで最後に買ったリトグラフですが、こんな感じの絵があちらこちらのお店でピンキリで売られています。アボリジニの作家による高価なものから、カレンダー、コースター、Tシャツの絵など。オーストラリアを代表するアートなので、一度は目にしたことがあると思います。アボリジナルアートと呼ばれ、まさにアボリジニの伝統的な絵画なのです。
点描画の一種だと思いますが、点で動物や象形文字のような記号を描いていたようです。
住んでいる場所によっては、点の他に線を使って描かれたりもするようです。現代作家は、幾何学模様などを描いたり、オブジェを作ったり、すばらしい作品を作られてます。



これは、そんなアボリジナルアートをまねして描いたトレーです。
ガレージセールで$1(¥100ぐらい)で買った木製の細長いトレーに代表的図柄のリザード(とかげ)を描いてみました。


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ニスをサンドペーパーでこそぎ落とし、下塗りを2回、トレペに描いた図案をチャコペーパーで写し(トレーのカーブに写すので苦労しました)、筆のおしりを使って絵の具を置いていきました。
こんなものをいくつか描いてプレゼントにしました。
図案を変えれば趣の違ったものができると思います。みなさんも点描画、試してみてください、かんたんですよ。   yumi
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by see_ya2008 | 2008-05-07 08:54 | about me | Comments(0)